プリンセスゆみの世界巡航記

ゆみと姉の祥恵が40フィートカタマランヨットで世界巡航したドキュメンタリー

一人寝

「おはよう」

もう既に、操舵席に陣取っていた祥恵が、起

きてきたゆみに声を掛けた。

「おはようございます」

まだ少し眠たそうな声で返事をした。

「1人で寝るのも慣れたんじゃないの」

祥恵が、ゆみに言った。ゆみは、小さい頃か

ら常に母か祖母、学生の頃は姉と一緒の部屋

でしか眠った事がなかった。

「早く、またお姉ちゃんと寝たいよ」


前へ Page

次へ Page


Copyright © 1964-2023 プリンセスゆみの世界巡航記 All Rights Reserved.

Produced by 読進社 Designed by Designed by Yumi