ゆみと姉の祥恵が40フィートカタマランヨットで世界巡航したドキュメンタリー
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「おはよう」
もう既に、操舵席に陣取っていた祥恵が、起
きてきたゆみに声を掛けた。
「おはようございます」
まだ少し眠たそうな声で返事をした。
「1人で寝るのも慣れたんじゃないの」
祥恵が、ゆみに言った。ゆみは、小さい頃か
ら常に母か祖母、学生の頃は姉と一緒の部屋
でしか眠った事がなかった。
「早く、またお姉ちゃんと寝たいよ」
プリンセスゆみの世界巡航記
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