ニューキャッスルのマリーナに到着した。
母は、全く船酔いを一回もせず、もう明日に
は港に着くからと、水を解禁すると航海中に
も関わらず、ゆみとお風呂にまで入浴してい
た。ゆみと航海中の食事を作ったり、テレビ
を見たりと、ずっと一緒だった。
何かに夢中になっていると、船酔いはしない
とはよくいうが、母にとっては、ゆみと一緒
にいる事が何よりも夢中になれたようだ。
「ここは、マリーナの数が多いわね」
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