「何を言っているの。あんたが覚えるのよ」
祥恵は、ゆみに言った。
祥恵は、コクピットで舵を取らなければなら
ないのだ。ゆみが舫いロープを杭に引っ掛け
られなければ、どうしようもない。
「さあ、お買い物に行きましょう」
ヨットを降りると、祥恵は2人に言った。
そして、3人はニューキャッスルのスーパー
に夕食のおかずを買いに出掛けるのだった。
「こうやって、食事を調達してるのね」
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