「それじゃ、宜しくね」
祥恵は、まなみとのリモートを終えた。
明日からは、パキスタンに向かって、ヨット
を出航するのだ。ドバイの、彼の修理工場は
祥恵の後押しもあり、現地の自動車整備工も
集まり、順調に稼働するようになっていた。
日本の汐留ヤードからドバイへの自動車輸出
量も一気に増えることになった。まなみの仕
事量も、さらに一気に増えそうだった。
「了解。早速、車の手配始めるよ」
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