マルタ島は、白がすごく良く似合う美しい島
だった。イタリアのような文化的な建築物は
全く無いが、自然が素晴らしかった。
「美しい島」
ゆみは、祥恵に言った。
「しばらく、ここでスケッチしていたいな」
「いいよ。ゆみが満足するまで滞在しよう」
祥恵は、ゆみに答えた。
「その後、またイタリアに戻るんでしょう」
「戻らないよ」
南の島
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ゆみと姉の祥恵が40フィートカタマランヨットで世界巡航したドキュメンタリー