「そろそろ暗くなってきたし、お腹も空いた
し、船内に入って、キャビンで食事しよう」
祥恵は、ゆみを誘うとキャビンに入った。
ゆみは、ギャレーで夕食の料理を始めた。
今夜は、ドバイの街で買った牛肉のビーフシ
チューにするつもりだ。世界巡航も長くなり
ずっと沿岸沿いを行く旅だと、旅にも慣れて
きて、航海中でも、普段通りに、普通に食事
するようになっていた。
祥恵は、リビングのテレビを点ける。
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