プリンセスゆみの世界巡航記

ゆみと姉の祥恵が40フィートカタマランヨットで世界巡航したドキュメンタリー

ぶどう畑

マスカットの街には、ぶどう畑などどこにも

見当たらなかった。

「バカね」

祥恵は、ゆみの言葉に吹き出していた。

「そんなわけないじゃないの」

コンクリートの建物が建ち並ぶ大都会の中で

2人は、食料品の買い物をしていた。

「新鮮な野菜とか肉を買いましょうね」

ここから、パキスタンのカラチまでは、寄港

地も無くノンストップで行くつもりだった。


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